2月の中旬、我が家の恒例行事になっている落ち牡蠣を買いに、備前市日生（ひなせ）町にある「五味の市」に出かけました。
岡山県は牡蠣の生産量が全国3位で、日生町はその生産量の4割以上を占める牡蠣の一大産地です。
そして、日生と言えば「カキオコ」。
「カキオコ」とは、牡蠣（カキ）の入ったお好み焼き（オコノミヤキ）のことで、日生のご当地グルメです。
ですから、
となるのは必然で、「カキオコ」を食べに「お好み焼き うまうま」に行ってきました。
お好み焼き うまうま の紹介
「お好み焼き うまうま」は日生カキオコまちづくりの会が認定するカキオコの認定店で、JR日生駅のすぐ裏にある「お好み焼きと鉄板焼」のお店です。
牡蠣のシーズンには多くの人が訪れる人気のお店で、行列を避けるために開店時間（11時）の30分前にはお店に到着するように計算して自宅を出発。
そのおかげで10時過ぎにはお店に到着したのですが…
あれ！なにか様子がおかしいぞ…
店舗横の駐車場は既に満車、入口には暖簾と営業中の立て看板が…。
とりあえず妻に車を降りてもらって、お店で駐車場のことを聞いてもらいます。
そしたら、店員さんがわざわざ外に出てきてくれて、他の駐車スペースまで車を誘導してくれました。
車を誘導してくれた店員さんに開店時間のことを聞くと「牡蠣シーズンの土日は店が混雑するので10時頃には店を開けます」とのことでした。
お店に入って、入口に置いてあるウェイティングシートに名前、人数、オーダーを記入します。
オーダーは、カキオコ大とカキオコモダンのどちらにするか悩んだ末にカキオコモダン（1500円）をチョイス。
すると驚くことに、待ち時間なしで席につくことができました！
お好み焼きは鉄板で食べるのが醍醐味！
なのでカウンターで食べたかったのですが、殘念ながら席がいっぱいで座敷席の方へ…。
しばらくしたらカウンター席が空いたので、ダメ元で席の変更をお願いしたところ快く対応していただいてテンションが上がります。
喜び勇んでカウンター席に移動すると、目の前で気さくな女性の店主さんがお好み焼きをガンガン焼いています。
「うまうま」のお好み焼きは関西風や広島風とは違う「日生焼き」という焼き方で、大量のキャベツにネギ、その上に牡蠣がどっさり。
「日生焼き」
日生のお好み焼きは、山盛りの千切りキャベツにトロトロの生地をサッと混ぜて、パァーッと鉄板に広げて焼きます。新鮮なカキをのせてじっくりと焼き上げると、外はこんがり、中はふんわり。カキの旨みとキャベツの甘み、そしてモッチリした食感が楽しめます。
焼き方はそれぞれの店で工夫があり、食べ歩いてみるのも楽しいです。引用：日生カキオコまちづくりの会｜日生カキオコの紹介
牡蠣は、その日に海から水揚げしたもの（海水のみで洗ったもの）を直送し、朝一番で剥いた鮮度抜群の牡蠣が使われているそうで、2月ということもあって身は大粒で丸々としています。
私のカキオコモダンも完成が近づいてきました。いや～これは楽しみです。
食レポ（個人的な感想）
カキオコモダン
ドォ〜ン！
う〜ん。ソースの焦げた香りが食欲をそそります。
いただきます。
生地は柔らかめ、ソバの焦げたところがカリッとしてカリトロの食感です。
蒸し焼きになったキャベツは甘く、牡蠣は縮むことなくプリッしていて、噛むと口いっぱいに磯の風味とクリーミーな旨味が広がります。
また、「うまうま」のソースは地元岡山のタイメイソースをベースにブレンドした自家製ソースを使用しているそうで、このソースが酸味も程良く、甘すぎず辛すぎずの丁度よい塩梅で牡蠣とよく合います。
コテで小さく切り分けても牡蠣が必ず入っていると言っても過言でない「牡蠣密度」。
牡蠣好きにはたまりません。
いや〜美味しかったです。ごちそうさまでした。
食べ終わってフッと入口の方を見ると凄い人だかりが！ 「凄い人やなぁ」と妻と話していると、店主さん曰く「牡蠣のシーズンが終わるまでは、こんな感じです」とのこと。 「カキオコ」恐るべし。
お好み焼き うまうま の感想
良かったところ
- 接客がとても丁寧で、気持ちよく食事ができました
- 電車利用の方にはアクセスが良いです
- 牡蠣は本当に美味しかったです（ソースとの相性抜群）
- 駅やフェリー乗り場も近く、比較的車が止めやすいです
気になったところ
- 関西風のお好み焼きが好きな人には合わないかも…
- 人気店なので長時間待つことも…
店舗の詳細
【住所】
・〒701-3202 岡山県備前市日生町寒河2573-2
【定休日】
・毎週火曜日（祝日は営業）※定休日の変更あり
【営業時間】
・11:00〜15:00※営業時間の変更あり
【座席】
・20席
【駐車場】
・8台
【☎】
・090-5692-4722
【支払い方法】
・現金のみ
【予約】
・不可
日生へ行くなら、「カキオコ」を食べたい！